ハノイ(ベトナム)を観光！おすすめの観光地や見どころを紹介

同じアジア圏に位置するベトナムは日本人観光客も多く訪れている国です。ベトナムといえばホーチミンがあまりにも有名な人気観光地ですが、首都であるハノイも忘れてはいけません。

ハノイ観光でチェックしておきたい、おすすめ観光スポットやおすすめグルメなどを紹介していきます。後半にはおすすめモデルコースなどもあるため、ぜひ最後までご覧ください。

それではさっそく、ハノイでおすすめの観光スポットを観ていきましょう。多くの観光客で賑わう定番スポットから意外と穴場なスポットまで、ハノイ観光でおさえておきたいスポットをご覧ください。

ベトナムの昔ながらの街並みが楽しめる「ハノイ旧市街」には、ブロックごとに異なる商品が販売されています。ブリキ製品を販売するブロックがあれば、飲食を販売するブロックもあります。わかりやすい構成のため観光客も迷わず利用することができます。

美味しい食べ歩きグルメなどもあるため、街並みを楽しみながら散策を楽しみましょう。

「ハノイ大教会」はフランス配下時代に作られた教会で、ネオゴシック様式のゴージャスなビジュアルが多くの観光客を魅了しています。内部には無料で入場でき、大きな石柱が並ぶ美しい内観をゆっくりと見学可能です。

正面の大きなステンドグラスからは光が差し込み、幻想的かつ神秘的な空間を楽しむことができます。また、教会周辺にはカフェやショップもあり、観光客におすすめの人気スポットです。

「ホアンキエム湖」はハノイ市民の憩いの場として親しまれているオアシス空間です。ハノイの中心に位置しており、広い湖の周辺には橋や像、亀の塔など見どころがたくさんあります。ジョギングや散歩をしながら湖散策を楽しんでみましょう。

「鎮国寺」は釈迦やチャンフンダオなど複数の神様と聖人が祀られている、ハノイ一古い寺院です。黄色を基調とした正門を通りなかに入ると、天にそびえ建つ八角形の塔などの歴史ある様々な建造物が見学できます。

本堂のなかには金装飾に身を包んだ美しい仏壇がいくつもあり、日本とは異なる様式の仏教空間を感じられます。入場料はかからず、本殿内も無料で見学できるおすすめの観光スポットです。

「ロンビエン箸」は紅河をまたぐ1,700mもの大きな鉄製橋です。この橋が誕生したのは1902年のことで、何度も修復の手が入っていますが、今も現役で使われています。

ある橋ということもあり全体的に錆びていますが、何度もの戦争にも耐え抜いて1世紀以上存在し続けていることに感慨深さを覚えます。

「タンロン遺跡」はハノイの中心に位置する大きな遺跡で、なかにはベトナム王朝の王城跡などが残っています。ベトナム王朝は約800年の間同じ場所に王朝を構えていたため、時代ごとに変わる歴史を見ることができます。

黄色に染まる楼閣のある端門はシンボル的存在で、撮影スポットとしてもおすすめの場所です。遺跡には博物館もあり、この場所で発掘された陶器などが展示されています。

「文廟」はタンロン王城跡の南に位置する、ベトナム最古の大学があった場所です。学問の神様として親しまれており、建造物見学はもちろん合格祈願で訪れる方も多いです。大正殿にはここで祀られている孔子を模った像があり、制服姿の参拝客で賑わっています。

また、ベトナム紙幣にもなっているハノイの象徴奎文閣もこの場所にあり、観光客に人気のスポットです。

ハノイの南東に位置する「バッチャン村」は、焼き物の町として有名な人気観光スポットです。この村で制作された陶磁器はバッチャン焼きと呼ばれ、陶芸ファンの心をくすぐる美しい陶磁器が販売されています。

陶器全体に美しい絵柄が淡い色で描かれている点が特徴的で、どこか素朴さも感じられます。描かれている模様は様々ですが、多く取り入れられているものは菊の花です。幸せを呼ぶ花として親しまれており、贈り物にもおすすめの絵柄です。

「タンロン水上人形劇場」はホアンキエム湖のほとりにある人形劇施設で、メロディーに合わせて可愛い人形が躍る姿などが楽しめます。名前の通り水上で人形劇を行っている点が大きな特徴です。劇場内には専用のプールが設置されており、そのプール内で人形が躍ります。

プールサイドには演奏者がおり、生演奏に合わせて人形劇が進んでいきます。劇はショートストーリー制のため1つのお話は約5分程度ですが、一度に10本ほどのお話を観ることができます。

観光中にお腹が空いたら、ハノイ名物料理を食べてお腹を満たしましょう。ハノイ観光で食べたいハノイ名物グルメを2つ紹介します。なかにはハノイ限定で食べられているものもあるため、現地で本場の味を楽しんでください。

ベトナムの麺といえばフォーが有名ですが、ハノイを訪れたら同じ麺料理でも「ブンチャー」の方が人気です。ブンと呼ばれる麺をお肉がゴロゴロと入ったつけ汁につけて食べます。たっぷりの生野菜と共に食べるスタイルが定番です。

ブンチャーに使われている麺ブンはフォーと同じく米粉が原料ですが、ところてんの様に型に入れて押し出して作られています。麺がとても細く、スープとの絡みも抜群です。

ハノイ名物の「チャーカー」は、食べやすい大きさにカットした白身魚をこんがりと焼き、ネギやディルといった香草をたっぷりと入れて炒めた料理です。

ハノイでの白身魚は主に雷魚が使われており、臭みなどを考慮してターメリックやカレー粉などで味付けされています。ブンやピーナッツを入れ、お好みでライムなどで味変してたべます。お酒との相性も良いのでおつまみとしてもおすすめのグルメです。

次に、ハノイ観光初心者の方におすすめのモデルコースを紹介していきます。時間ロスせず上手く回るには、定番の観光スポットをメインに、周辺にあるマイナーな観光スポットやグルメスポットも合わせてチェックしていくのがポイントです。

ホアンキエム湖→玉山祠→タンロン水上人形劇場→ハノイ大教会のモデルコースは、ホアンキエム湖を中心に回れるおすすめコースです。周辺には人気の飲食店やホテルがあり、ホテル到着後にすぐ行ける距離にあります。

ハノイ旧市街→ドンスアン市場→ホアンキエム湖のモデルコースはショッピングとグルメを満喫できるコースになっています。回るスポットは少ないですが、ひとつのスポットに長時間滞在して買い物や食事を楽しむことができます。

ハノイ観光を満喫できるおすすめ日数は3泊～4泊です。おすすめの人気観光スポットをくまなく回るのであれば余裕を持って4泊で計画を立てましょう。人気観光スポットのなかでも厳選して回るのであれば2泊～3泊でも十分な日数です。

ハノイではバス移動が多くなるため、事前に観光コースを決めて時間ロスを無くすことで、少ない日数で観光を楽しむことができます。

日本からハノイへ行く場合は国際線の直行便を利用しましょう。ANA・ベトナム空港・べトジェットエアなどの航空会社にハノイへの直行便があり、日本からハノイまでは約5時間30分かかります。

ハノイ駅から各観光スポットへは、タクシーやバスなどの公共機関を使っての移動がおすすめです。

ベトナムの首都ハノイのおすすめ観光スポットを厳選して紹介してきました。ホーチミンの華やかさとはまた違った見どころのある街です。美味しいベトナム料理を食べながら、ゆっくりと散策してハノイの魅力に触れてみてください。